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ー建設業の労働災害対策とは?事故を減らす基本と求人で伝える安心材料ー

建設業で労働災害が起きやすい理由と代表例

建設現場は高所作業、重機、電動工具、資材運搬など危険要素が同時に動く場所です。天候や地面の状態で環境が変わり、作業も日々入れ替わるため、同じミスが繰り返されやすいのが特徴です。労働災害対策は「注意する」だけでは足りず、危険を事前に潰す仕組みづくりが要になります。まずは起こりやすい事故の型を知り、現場で何を優先すべきか整理しましょう。

多い災害パターンを押さえる

代表的なのは、墜落・転落、転倒、挟まれ・巻き込まれ、飛来落下、切れ・こすれ、感電、熱中症です。例えば足場の開口部や段差、資材の仮置き、誘導不足の重機作業など、原因は「いつものつもり」で生まれます。経験者でも慣れが出ると油断しやすく、未経験者は危険の予測が難しいため、両方に合った対策が必要です。

事故の前にあるサインを見逃さない

大きな災害の前には、道具の異音、通路の散らかり、声が届かない導線、ヘルメット未着用など小さな兆候が出ます。これを見つけて是正できるかが分かれ目になります。「気づいた人が言える」「言われた側が直す」空気づくりは、最強の対策です。

今日からできる労働災害対策の進め方

労働災害対策は、点検・教育・改善を毎日回していく運用が重要です。難しい制度を先に整えるより、現場で確実に続くルールを少数に絞って徹底する方が効果が出ます。ここでは、初心者でも理解しやすい形で、基本の進め方をまとめます。現場責任者だけでなく、作業者全員が同じ目線になれるようにしましょう。

作業前の確認を仕組みにする

朝礼や作業前ミーティングでは、当日の工程、危険箇所、立入禁止、連絡手段を短く共有します。いわゆるKY活動は、想像だけで終わらせず「どこで」「誰が」「何を」「どう防ぐか」を決めるのがコツです。高所ならフルハーネスの使用と親綱の確認、重機なら誘導員配置と合図の統一、といった具合に行動まで落とし込みます。

点検と整頓で転倒・挟まれを減らす

転倒は軽く見られがちですが、骨折や墜落につながることがあります。通路の確保、配線の養生、資材の置き場固定をルール化し、終業前に片付け時間を確保します。重機やクレーン作業では、旋回範囲の明示、死角に入らない動線、合図の一本化が重要です。工具や脚立は使用前点検を習慣化し、異常があれば即交換できるよう予備を用意しておくと安心です。

求人で伝えるべき労働災害対策と会社選びの基準

求人では「安全第一です」と書くだけでは差がつきません。応募者、とくに未経験者は、危ない仕事なのに放置されないか、教育はあるか、無理な工程がないかを見ています。労働災害対策が整っている会社ほど、段取りが良く、働き方も安定しやすい傾向があります。応募を増やすには、実際に行っている取り組みを具体的に見せることが大切です。

求人票に入れると安心される具体例

次のような情報は、会社の本気度が伝わりやすいです。
・入社後の安全研修の内容と期間(座学、現場同行、危険体験の有無など)
・保護具の支給(ヘルメット、フルハーネス、安全靴、保護メガネ)
・資格支援(玉掛け、足場、フルハーネス特別教育など)
・ヒヤリハット共有の方法(朝礼で共有、写真で記録、改善提案)
・熱中症対策(休憩ルール、飲料、空調服、WBGTの確認)

面接・見学で見せると信頼が上がるポイント

文章に加えて、現場の掲示物、点検表、保護具の保管状況、通路の整頓、朝礼の雰囲気を見せると説得力が増します。また「危険を感じたら止めて相談できる」「止めた人が評価される」文化は、応募者にとって大きな安心材料です。安全対策は人を守るだけでなく、会社の成長と定着にも直結します。対策を見える形で発信し、安心して働ける職場づくりにつなげましょう。

2026.02.27